【第7話】ノーペインノーゲイン

2020年10月7日

さあ、タイトルはどういう意味でしょう。直訳すると、

「犠牲なくして成功なし」

「痛みなくして得るものなし」

「楽して富、自由、幸福なし」

まあこんなところですかね。

言葉だけ見ると少し堅苦しく感じますが、この考え方って実はものすごく日常生活にも当てはまるしとっても重要です。たとえば、①働きたくないけどお金は欲しい、②投資で元本は失いたくないけど利回り10%で運用したい、③OBは出したくないけど遠くに飛ばしたい（ゴルフの話w）、④めんどくさいことはしたくないけど幸せになりたい。　こんな感じですかね。

この話から私が思い浮かべるのはこの漫画ですね。

みんな大好きハガレン！！！鋼の錬金術師！！！エルリック兄弟！！！

面白い漫画ですよね。兄思いの弟と、弟思いの兄。ヒューマニズムを描きながら物事の原理を追求している素晴らしい漫画。この中でよく言われる言葉に

等価交換

があります。つまり、何かを得るには、それに等しい何かを差し出す（失う）ということ。これが等価交換の考え方の根底です。物理学で言うと質量保存則とも言いますか。上の①〜④では、①はお金が欲しいならそれなりの労働と時間を差し出さないといけないし（会社員の場合）、②投資運用利回り10%を目指すなら元本縮小リスクはとらなければいけないし、③遠くに飛ばしたくてドライバーもつならその分OBのリスクは覚悟しないといけないし、④幸せになりたければめんどくさい身の回りのことをコツコツやっていかないといけないし。という感じです。すなわち、何もかも欲しいけど何も失いたくないという思考だと、結果何も得られないことも大いにありうるし、そもそも自然の原理に反した思考や行動をしているので、うまくいくはずがない　と考えることもできます。もちろんたまたまうまくいくことはあるかもしれませんが、それはただのギャンブルですね。確率論的に正しい選択とは言えません。

なので、とある物事に対して客観的判断（適正なリスクをとることで、得たいものを得る）ができるかどうかで、その選択がうまくいくかいかないか決まるということです。言い換えると、うまくいくかいかないかはもう選択のときに決まっているということです。

考えるということは実際はとても疲れます。が、毎日してたらそれが無意識の習慣となって、勝手に身きます。ここまできたらしめたもんです。どんどんいい歯車が回り始めるでしょう！！私はこれからもこの考え方で生活していきますし、みなさんも何かうまくいかないことがあれば一度立ち止まって考えてみてください！！

それではお待ちかねの本日のぴのさんです。